モノは必ず壊れる
いつかモノは壊れる。
特にガジェットモノは顕著で早いと数年で壊れてしまう。
大事に至る前にメンテナンスをしておけば寿命は延びるが、忙しい日々に流されてつい後回しにしてしまい突然壊れるのだ。
最近僕にその瞬間が訪れてしまった。
愛用していたApple Watch SEが壊れてしまったのだ。
【この記事はこんな人にオススメ】
- Apple Watchが故障する兆候を知りたい人
- Apple Watchの故障実績の話を聞きたい人
- Apple Watchの買い替えを検討している人
Apple Watch SEが壊れる兆候
今年の春頃からiPhone 13 miniのバッテリーがもたなくなってきた。
そこで設定→バッテリー→バッテリーの状態と充電→最大容量を確認すると82%だった。
ネットの情報だと最大バッテリー容量80%がバッテリー交換時期の目安のようだ。
とりあえずもう少し粘ってみようと判断、と同時にApple Watch SE(第一世代)も3年半以上経ってるので、最大容量を確認をしたところ75%になっていた。
もう完全にバッテリー交換時期を過ぎていたが、その時は色々忙しくて交換手続きを後回しにしてしまった。
その時は突然やってきた
2週間ほど前、朝起きたらApple Watch SE(第一世代)のディスプレイが浮いていた。
ディスプレイが外れてぶら下がった状態ではなく浮いていただけだったので、ディスプレイを自分ではめ込んでみたがうまくはまらない。
その時は出勤前で時間が無かったので、その日はApple Watch SEを装着しないで仕事に向かった。
仕事の隙間時間に「Apple Watch SEをぶつけた覚えは無い、何故外れたんだろう?そして何故はまらない?」とずっと考えていたらある結論に辿り着いた。
それは…
- バッテリー最大容量が80%を切っていた
- バッテリーが膨張し内部からディスプレイを押し出した
- バッテリーが膨張しているからいくら圧をかけてもディスプレイははまらない
まず間違いなくこれが正解だと思う。
気がついた時すぐにバッテリー交換をしなかったことを大いに反省したが、反省してもApple Watch SEは直らないのでAppleでバッテリー交換に出すことにした。
現品確認前の見積金額は15,800円、なかなかの金額だがバッテリー交換の場合は整備済み品との交換らしいので、納得して修理に出すことにした。
しかし現実はもっと厳しいものだった。
Appleの見積もりに衝撃が走る
Appleに修理依頼を出した後、修理見積金のURLが貼り付けてあるメールが送られてきた。
そこをクリッしきてあらびっくり!
どうやらディスプレイが外れた時にどこかを傷つけたのか?見積書には「ディスプレイが正常に動作しません」という残酷なことが書かれていた。
そして「有償で修理をする」か「デバイスを修理しないで返却する」のどちらかを選べとのこと。
「修理に出す前はディスプレイ表示には問題無かったんだけどな…」と反論したかったが、一個人がAppleに文句を言ったところで聞いてもらえないだろうし、そもそも保証期間が切れているので文句も言えず。
ただ修理金額が31,400円って… Apple Watch SE 44mmの新品が39,800円で買えると考えると修理するのがバカバカしく思えたので、「修理しないで返却する」を選んだ。
Apple Watchっている?
ここで新たな問題が出てきた。
先月はX-T5で大金を使っており財布の中は寂しい限り、ここにきて今度はApple Watchを買い直さないといけない。
「そんな経済状況でも君はApple Watchが必要かい?」と自問自答することになった。
でも結論は簡単に出た、っていうか出ている。
僕にとってApple Watchは絶対に必要なものなのだ(その理由を書くと文章が長くなってしまうので割愛する)
その結論が出ると新たな問題が… それはいつどのモデルを買うか?ということだ。
いまは最もタイミングが悪い
いまApple Watchを買い直すのは最もタイミングが悪いと思う。
何故なら例年どおりならあと3ヶ月もすれば新しいApple Watchが発売されるからだ。
しかも今年はApple Watch誕生10周年なので、仮称Apple Watch Series Xは大幅なアップデートがされるのでは?と言われているからだ。
だから「3ヶ月間Apple Watchの購入を我慢して、10月に買うのが賢い買い物」と最初は考えた。
でも冷静になって考えてみると
- 予算的に4万円前後しか出せないから SE2ぐらいしか買えない
- 次期モデルが発売されても予算オーバーだから自分には買えない
- いくら10周年といってもApple Watchは大掛かりなアップデートが無いのでは?
- でも折角買い換えるのに何も機能アップが無いのは寂しい
- 旧モデル、例えばSeries7とか8でも良く無い?
と考えが変わってきた。
そこで歴代Apple Watchの仕様を調べて、旧モデルも視野に入れて買い替えモデルをもう1度考えてみた。
Series7って良くない?
歴代Apple Watchの仕様を調べてみるとちょっとした気付きがあった。
それはSeries6→7への仕様変更は大きいが、 Series7→8→9の仕様変更はそれほど大きくないことが分かった。
仕様変更の大きさというより、6→7は「僕が使えると思った機能」が増えたアップデートで、7→8→9は「僕には必要無い機能」が増えたアップデートと感じた。
少なくとも SE(第一世代)から使い勝手が大きく変わるのはSeries7以降だということが分かった。
具体的にはこんなところ。
- ディスプレイサイズが大きくなった
- Apple Watch 単体でキーボード入力が出来るようになった。
- USB Type-Cで急速充電が出来るようになった。
- SE→スタンダードモデルになることで常時点灯や心電計測機能等が加わる
特に2のApple Watch 単体でキーボード入力が出来るようになっていることが魅力的だった。
そこで「旧々モデルのSeries7なら安いかも?」と考えターゲットを変更、Apple認定整備済製品かAmazonプライムデーでの安売りを期待してその日は眠りについた。
Apple認定整備済製品
その日僕はApple Watchの事で頭がいっぱいだったのか?眠りについた2時間後には目が覚めてしまった。
何となく認定整備済製品のラインナップが気になったので、Appleの認定整備済製品ページをチェックしてみると、僕が目星をつけていたApple Watch Series7 45mm スターライト+スポーツバンドのスターライトが売り出していた。
僕は無宗教だが「こんな時間に目が覚めてドンピシャな製品が見つかったのはガジェットの神様の導きに違いない」ともっともらしい言い訳を付けて発作的にポチってしまった。
発作的にポチった後に「Amazonプライムデーまで待った方が良かったかな」とプチ後悔をしたが、結局プライムデーでは僕が欲しかったSeries 7はセール対象外だったので結果的に良かったと思っている。
そして2日後にApple Watch Series 7が到着、2世代前のモデルだが僕の使い方には全く問題がなくとても満足したことを報告しておこう
まとめ
長々と文字を並べたが今回言いたかったことは「故障の兆候を見つけたらすぐに行動すべし」ということだ。
「後回しにすると被害が拡大してしまい後悔することになる」ということを改めて知った。
あとは「最新機種に拘らず旧世代でも自分に合った機種を選択した」自分を褒めてあげたいと思った。
物欲が強い人はなかなか出来ないことだからね。