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ポメラDM200→DM250 Ver.50のアップデートで気に入ったこと、気に入らなかったこと

ポメラDM200→DM250 買い換える必要があるか?

「ポメラ DM200を使ってるんだけどDM250が気になる。買い換える価値はあるのかな?」

こういった疑問に答えます。

本日取り上げる私の考察を読むことで、DM200からDM250へ買い換えるかの参考になるかもしれません。
この記事を書いている私は、ガジェット好きで多種多様のガジェットを使ってきました。
スマホだけでも30台以上使った経験があります。

DM200→250 50のアップで良かったこと

私は次期ポメラDMシリーズはDM300という名前になると思っていました。

ポメラ DM300(仮名)の発売時期予想と期待する新機能

ポメラ DM200を購入したい人 「ポメラ DM200を購入したいけど、購入直後に後継機種のDM300が発売されたら嫌だな… DM300はいつ発売されるんだろう?もしDM300が発売されるなら搭載され ...

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しかし結果、名前はDM250でした。
DM200→DM250 とアップしたのはVer.50です。
「KINGJIMさん、アップデートに自信が無かったのか?それとも細かな改善の積み重ねなのか?」と若干不安になりましたが、DM250を1週間使って「既存ユーザーの声を聞いて細かな改善を重ね堅実なアップデートをしたな」という印象を持ちました。
ここでは具体的にどのような点が良くなったのか?について私が気に入っている順にお話したいと思います。

1位 pomera Linkは優秀

DM200にはpomera Syncという機能があって、ポメラの内部ストレージに保存してあるテキストデータをMac OSやiOSのメモ帳と同期してくれる機能がありました。
しかしこれがポンコツで、html形式で文章を書き同期をすると<(小なり),<(大なり)の記号がきれいに消えてしまうバグがありました。
私のようにブログ記事をhtml形式で書く人には致命的なバグでした。

DM250は新たにpomera Linkというアプリをリリースいました。
そのアプリではそのバグが解消されていました。
pomera Linkは同期機能はありません。
DM250のストレージ内のデータをiOSアプリ pomera Linkで参照し、任意のテキストデータをアプリ内にダウンロードしたり、他のアプリとテキストデータを共有する機能です。
そしてpomera LinkからDM250のストレージ内にテキストデータを送ることも可能です。
pomera Linkの登場で他の機器とのテキストデータの共有が随分と簡単かつ安定して出来るようになりました。
ポメラ DM250の機能ではありませんが、今回のアップデートで1番有益なアップデートだと思います。
pomera Linkについては、改めて別記事をおこしたいと思います。

2位 強引だけどUSキーボード設定が出来るようになった

私はMac mini,iPad Pro 11inch(Magic Keybord)もUSキーボードを使っています。
だから日本語キーボードだと効率が落ちるので、次期ポメラにはUSキーボードモデルを用意して欲しかった。
残念ながらDM250はUSキーボードモデルはありません。
しかしソフトウェア+USキー表示シールといった、かなり強引な方法でUSキーボードを実現してくれました。
どんな方法と言えども、USキーボードを実現してくれたことは本当に嬉しかったです。

3位 SDカードの飛び出しが無くなった

DM200はSDカードスロットにSDカードを入れると1~2mmほど飛び出していたために、DM200をカバンに入れると目的地に着いた頃にはSDカードが外れて行方不明になってしまったことが度々発生していました。
DM250では飛び出しがゼロ、もうSDカードが外れて行方不明になることはないでしょう。
こういった細かな改善には拍手を送りたいです。

50のアップで物足りなかったこと

ポメラ DM250は50アップしたにも関わらず、物足りなかったり、改悪してしまったことがあります。
ここでは具体的にどのような点が悪くなったのか?について私が気に入らない順にお話したいと思います。

1位 静音キーボードは打鍵感が悪い

ポメラ DM250はキーボードの構造を見直して静音化されました。
確かにDM200と比較してキーを叩く音が静かになっています。
でも打鍵感が気持ち良く無いのです。
「何か間に挟まってるよー」と主張してくるような打鍵感と言えば伝わりますでしょうか?
さらにキーの押下圧が上がったのか?長時間入力していると疲れを感じるようになりました。
私はキートップを滑らせるように入力するスタイルなのですが、叩き付けるようなスタイルに矯正させられているようです。
使い込んでいくうちにキーに緩みが出てくるのを期待していますが、その前に自分の入力するスタイルが変わってしまいそうです。

2位 SDカードスロットに不具合?

SDカードのはみ出しがゼロになったのは良いですが、SDカードスロットには不具合があるかもしれません。
具体的にどういうことが起きたかと申しますと…

  • 私のメインマシンはM1 Mac mini
  • DM200に取ったATOK単語登録データをMacでSDカードに格納
  • そのSDカードをDM250で読もうとしても読めない。
  • SDカードをDM250でフォーマットしてからもう1度トライをしたがやはり読めない
  • SDカードが壊れていると思って別のSDカードに交換してみたが同じ現象で使えなかった
  • DM250内でSDカードを読み書きすることは出来る
  • 内部ストレージとのデータの行き来は出来る

おかげでATOKの単語登録した約150語を1つ1つ登録する羽目に…
これは私のDM250だけの問題か?DM250モデル全体の問題なのか?それともMacとの相性問題か?(WinならOK?)それは分かりませんが、現状そういう問題が起きています。

3位 ベタベタ筐体とキーボードの改善不足

前回の記事でも書きましたが、歴代のポメラは、使用に筐体とキーボードに皮脂がベタベタに付きます。
しかもそれを拭き取ろうとしてもなかなか落ちません。
それを放置すると、機能美を持ったボディは目を覆いたくなるような、悲惨な見た目になってしまいます。
RV車やジーンズならかっこよく見えますが、ポメラはただ不潔なだけになってしまいます。
DM250は、残念ながら素材の変更はなかったようです。
しかし筐体は少しだけ明るいカラーとなり、少しだけ目立たなくなったような気がします。
カラーの変更はキーボードを目立たせるのが目的のようですが、皮脂汚れを目立たなくする副効果に少しだけ繋がったようです。
キーボードのキートップもシボが荒くなったおかげで、皮脂汚れ付着やテカリが抑えられるようになっていると思います。

それでもDM250は皮脂がベタベタに付きます。
そして拭いてもなかなか取れません。
私は対策を行いましたが、正直面倒なので次からはしたくありません。
KINGJIMさん、本格的に筐体&キーボードの素材を見直しませんか?
「ポメラは文房具です」エェ、知ってますよ。
でも毎日使う文房具だからこそ、清潔に使いたいのがユーザーの思いですよ。

まとめ

以上がポメラ DM200からDM250のアップデートで、私が思う良い点と悪い点でした。
他にも素晴らしいアップデートがあります。
では「DM200ユーザーがDM250に買い換える必要があるか?」の私なりの答えですが…

他機器とテキストデータの共有が多い方はDM250に買い換える価値がある、共有が少ない方はDM200のままで良い。

となります。
簡単に言えばpomera Linkを使う(DM250)、使わない(DM200)になってくると思います。
DM200は旧モデルになりましたが、良い機器だと思いますよ。
旧モデルになったことで安価になったので、DM200の新品を購入するのも賢い選択だと私は思います。

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