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HHKB並のクオリティ Kyechron K8 レビュー

Keychronキーボードに興味がある

「ガジェット好き界隈で話題になっているKeychronキーボードに興味がある。実際に使っている人の感想が聞きたいな」

こういった疑問に答えます。

本日取り上げるKeychronのキーボードレビューを読むことで、噂のKeychronキーボードに興味が湧くかもしれません。
この記事を書いている私は、ガジェット好きで多種多様のガジェットを使ってきました。
スマホだけでも30台以上使った経験があります。

Keychron K8を購入した

ガジェット好き界隈で’話題になってるKeychronのK8を購入しました。
本日は私が何故新しいキーボードを買ったか? 何故Keychron K8を購入したか? 実際使ってみてどうか?について話したいと思います。
結論を先に言うと、Keychron K8はなかなか良いです。

何故新しいキーボードを買ったか?

私のメインマシンM1 Mac miniで使用しているキーボードは、Happy Hacking Keybord Professional HYBRID Type-S USキー ホワイト(以下 HHKB)です。
HHKBは「一生このキーボードで良い」と思えるぐらい気に入っています。
なのに何故新しいキーボードを購入したか?

  1. ガジェット好きとして話題のKeychronを試したかった
  2. 独立したカーソルキーを心のどこかで求めていた。
  3. iPad Pro用のキーボードが欲しかった。

1.については単なる興味本位です。
価格が1万円以下なので比較的試しやすいのも大きな理由です。

2.についてはHHKBの「キー配列が変態仕様でFnキーを押さないとカーソルキーを使えない」という唯一のストレスからの開放を求めていたからです。

3.については先日パンタグラフ式のコンパクトなキーボードを購入しましたが、浅いストロークが肌に合わず使わなくなってしまいました(外出用として使う予定)
そこで深いストロークのキーボードを探していました。

こんな理由で以前から気になっていたKeychronのキーボードを購入することにしました。

Keychronキーボードのどのモデルを買うか?

現在発売されているKeychronのキーボードは6種類あります。
カテゴリー別に分けるとこんな感じになります。

【テンキー付きモデル】
Keychron K4(深いストローク)

【テンキー無しカーソルキー独立】
Keychron K1(浅いキーストローク)
Keychron K8(深いキーストローク)

【テンキー無しカーソルキー非独立】
Keychron K2(深いキーストローク)
Keychron K3(超薄型で浅いキーストローク)

【テンキー無しカーソルキー非独立】
Keychron K6(65%コンパクト 深いキーストローク)

私はテンキー無しカーソルキー独立で深いキーストロークのKeychron K8を購入しました。
テンキーは使わない,カーソルキーは独立が良い,深いキーストロークが好みだからです。
カーソルキーが独立して欲しいというより、Returnキーの右横にPageUpキーがあって欲しくないと言った方が正解ですね。
以前使っていたキーボードがそういうタイプでReturnキーを押す度にPageUpキーを押してしまいページアップをしてイライラした経験があったからです。

カスタマイズ

Keychronキーボードはカスタマイズをして注文するのが基本です。
カスタマイズ項目は以下のとおりです。

1つ目がバックライトとフレームの素材。
ホワイトバックライト,RGBバックライト(+$10),RGBバックライト+アルミフレーム(+$20)

2つ目がキースイッチの選択
Gateron Mechanical(固定),Gateron Mechanical:ホットスワップ可能(+$10),LK Optical 光学式(+$10)

3つ目が軸の選択
赤軸(クリック音静,押下圧軽い),青軸(クリック音大で押下圧軽い),茶軸(赤軸と青軸の中間)

私はホワイトバックライト,Gateron Mechanical(ホットスワップ可能),赤軸を選択しました。
ゲーミングPCのようなキラキラバックライトはいらない,普通のメカニカルキースイッチで良い,押下圧は軽く流れるような入力がしたいからです。

なお価格はモデル,バックライト,キースイッチ,軸で変わってきます。
送料込みで1万円前後で購入出来るのでコストパフォーマンスは高いと思います。

注文〜製品到着まで

注文

注文はKeychronのホームページで注文しました。
Amazonでも注文出来ますが10,000円前後で購入できるKyechron K8が36,000円になるのでオススメ出来ません。
Keychronのホームページなら10%引きクーポンが利用できます。
ただし注文ページは英語になります。
でもブラウザがChromeなら英語→日本語に翻訳すれば容易に注文が可能です。

製品到着

クレジットカードで注文をしたのですが,Keychronのセキュリティーチェックで引っかかってしまい色々とやり取りをしていたために発送が少し遅れてしまいました。
結局注文から到着まで2週間かかってしまいました。
すんなりと注文が出来れば10日間で届くと思います。

Keychron K8レビュー

開封レビューは面白くないので割愛しますね。
箱の中身は,Keychron K8本体,Windows用キートップ,USB Type-Cのケーブル,取説になります。
私は最初だけM1 Mac miniにケーブル接続で使用することにしました。
ケーブル接続なので難なく認識、すぐに使うことが出来ました。
実際にKeychron K8を使った感想はこんな感じです。
HHKBと比較しながらレビューしますね。

キータッチ

Keychron K8<HHKB Professional HYBRIDと感じました。
押下圧は同じなのですが、Keychron K8の方が軽く感じます。
恐らくこれは下で書くキータッチ音の関係でそう感じるのかもしれません。

キークリック音

音を文字で表現するとKeychron K8は「カラカラ…」HHKB Professional HYBRID「スコスコ…」という感じです。
Keychron K8は静音設計ではありませんので結構な音がします。
Apple Watchに付いているノイズアプリで計測すると、私のキータッチでKeychron K8は60〜63db、HHKB Professional HYBRIDで40〜43dbでした。
静かなカフェで入力をしているとHHKB Professional HYBRIDは問題なさそうですがKeychron K8はクレームがつきそうです。
だからといってKeychron K8が悪いという評価ではなく、リズムに乗って入力が出来るのでこれはこれで気に入っています。

キー配列

私はブラインドタッチが出来ません。
つまりホームポジションに常に指を置くという作法は出来ていません。
そういう人が使うレビューとして読んで欲しいのですが、私的にKeychron K8のキー配列はかなり良いです。
何が良いのか?

  • USキーなので基本的なキー配列はHHKB Professional HYBRIDと同じである。
  • カーソルキー等はHHKB Professional HYBRIDの場合Fnキーを押しながらの操作なので全く違う。
  • 操作が全く違うことでKeychron K8とHHKB Professional HYBRIDの両立使用が出来そう(ちょっと違う操作だとかえって混乱してしまう)

事実、Keychron K8を導入した翌日には、両方のキーボードを混乱なく使用出来ています。
まぁこれは私がテキスト操作の場合のカーソルの操作をControl+F,Bで操作しているのも大きいと思います。

イマイチなところ

パームレストは必須

HHKBもそうですが、Kyechron K8は設置面からキートップまで30mmほどあります。
よってパームレストは必須です。
私は新たにパームレストを購入しました。

iPadでの使用はスタンドが欲しい

上記のとおりキートップの高さが30mmほどあるのでiPad+Smart Folioで使用すると画面下部がキーで微妙に隠れてしまいます。
よってスタンドを使ってiPadの高さを上げてやる必要があります。

マウスの操作場所が右に寄ってしまう

これはカーソルキーが独立していることとのトレードオフになりますが、カーソルキーがある右側約50mm分、マウスが右に寄ってしまいます。
HHKB Professional HYBRIDは独立したカーソルキーが無く約50mm右に寄ってしまうことが無いので、その違いが微妙にストレスを感じます。

バックライトの演出は不要

Keychron K8はバックライトが前後左右に流れるような演出?があるのですがこんな機能はいらないです。
まぁ演出のパターンは変更出来るので問題ありませんが…(私はバックライトをオフにしています)

まとめ

私はKeychron K8をかなり気に入りました。
特に気に入っているのはコストパフォーマンスの高さです。
HHKB Professional HYBRIDは約35,000円、Keychron K8は約10,000円、1/3の価格でこのクオリティは素晴らしいと思います。

また軽いタッチでリズム良く入力出来るのも大きな魅力です。
この記事はiPad Pro 12.9 inch+Keychron K8で入力をしていますが、いままでiPad Pro 12.9 inchと組み合わせたどのキーボードよりもKeychron K8は入力がしやすいです。

HHKB Professional HYBRIDはFnキーとの組み合わせ操作となるためにiPad OSとは相性が良くないと思います。
よって今後はM1 Mac miniをHHKB Professional HYBRIDで、iPad Pro 12.9 inchをKeychron K8で使おうと思っています。

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