タイ料理は酸っぱ辛くて変な臭い?
「今度タイのバンコクへ行くけどタイ料理が食べられるか心配。知り合いがタイ料理は激辛で変な臭いがするから食べない方が良いって言われた。タイ料理って全部そんな味と香りがするのかな?」
こういった疑問に答えます。
本日取り上げる有名どころのタイ料理の特徴を知ることで、あなたの新たな味覚の世界が広がるかもしれません。
この記事を書いている私はタイ バンコクへ留学した経験があります。
また2020年9月現在31回バンコクへ行っており海外旅行のノウハウを持っています。
代表的なタイ料理
本日は色々なタイ料理を紹介したいと思います。
タイ料理と言ってもかなりの種類があるので、先日タイ国政府観光庁(TAT)がアンケートによる人気のタイ料理メニューのトップ10を発表したので、そのアンケート結果の紹介と、私個人の好きなタイ料理を交えて紹介しようと思います。
タイ国政府観光庁(TAT)のアンケート結果の中には私が苦手な料理もあるので、その理由も紹介していこうと思います。
タイ国政府観光庁(TAT)のアンケート結果
まずは2021年3月31日にタイ国政府観光庁(TAT)が発表した「私の好きなタイ料理はこれだ!!」アンケートの結果を紹介しますね。
ちなみにアンケートは2021年3月10日から15日まで募集され、応募総数は1,643件でした。
- パッタイ(191票)
- ガパオライス(181票)
- カオマンガイ(176票)
- トムヤムクン(107票)
- プーパッポンカリー(101票)
- ソムタム(98票)
- カオソーイ(93票)
- グリーンカレー(59票)
- ガイヤーン(52票)
- ヤムウンセン(146票)
私の好きなタイ料理はこれだ!!
そして以下が私の好きなタイ料理のトップ10です。
- コームーヤーン(豚の喉肉炙り焼き)
- カオゲーン(ぶっかけ飯)
- カオカームー(豚足煮込みのせご飯)
- ガパオライス(鶏肉・豚肉・その他バジル炒めのせご飯)
- ソムタム(青パパイヤのサラダ)
- マッサマンカレー(米国メディアで世界一美味しい料理と評価されたカレー)
- カオマンガイ(蒸し鶏肉のせご飯)
- ガイヤーン(鶏肉の炙り焼き)
- クィッティアオ(タイのヌードル)
- ラープムー(豚ミンチの酸っ辛いサラダ)
TATであげられている料理で私が選ばなかった料理
TATであげられている料理で私が選ばなかった料理は、私の苦手な料理でもありますので、その理由をお話します。
その料理は、パッタイ,トムヤムクン,プーパッポンカリー,カオソーイ,グリーンカレー,ヤムウンセンになります。
パッタイ
旅行雑誌にはタイ風焼きうどんと紹介されていますが、日本の焼きうどんとは全く別物です。
米麺と色々な野菜,エビ等を炒め、ナンプラーや砂糖で味付けをし、食べる前にもやし,ピーナッツ,ライム汁を混ぜ合わせる料理です。
いままで数々のパッタイを食べてきましたが、あの甘い味付けは好きになれません。
全然食べられないのではなく「お金を払ってまで食べたいとは思わない」レベルです。
トムヤムクン
世界三大スープの1つがトムヤムクンです、
色々な具材を煮込んだスープで、タイ料理特有の酸っぱ辛い味付けの代表的な料理です。
そこにレモングラスやこぶみかんの葉等、香草の香りが加わるので、日本人はトムヤムクンが苦手な方が多いのではないでしょうか?
私も以前は全く食べられませんでしたが、タイ旅行を重ねることで酸っぱ辛い味付け+香草の香りに慣れたこともありなんとか食べられるようになりました。
しかし上記パッタイ同様、お金を払ってまで食べたいとは思いません。
プーパッポンカリー
プーパッポンカリーは、高級海鮮レストラン ソンブーンの名物料理ですね。
どちらかというと甘い味付けで蟹が殻ごと煮込んである料理です(殻を取り除いたものもあります)
プーパッポンカリーの味は好きです。
タイ米やカオパットと混ぜ合わせて食べると結構美味しいですが、殻を取り除くのが面倒臭いので好きじゃありません。
カオソーイ
カレー風味ヌードルです。
それほど多くカオソーイを食べていませんが「カップヌードルカレー味感」が強いのでお金を払ってまで食べたいとは思いません。
グリーンカレー
グリーンカレーは日本でも有名なので説明は必要ありませんね。
私はグリーンカレーのココナッツミルクの強烈な香りがあまり好きではありません(マッサマンカレーもココナッツミルクの香りはありますが、グリーンカレーほどココナッツミルクの香りは強くない)
ヤムウンセン
春雨の辛いサラダです。
私はヤムウンセンは好きです。
ただ他の料理の方が好きでベスト10の中に入らなかっただけです。
TATにあげられていない料理で私が選んだ料理
TATであげられていない料理で私が選らんだ料理は、酸っぱ辛さや香草の香りが無い、または少ない料理が多いので食べやすいタイ料理だと思います。
その料理は、コームーヤーン,カオゲーン,マッサマンカレー,クイッティアオ,ラープムーになります。
コームーヤーン
豚の喉肉を炭火で炙った料理です。
コリコリした食感で噛むと甘みが出てとても美味しいです。
豚トロに似ていると言われますが、確かに似ています。
ただコームーヤーンは作り置きがしやすいからか?私が行ったバンコクのタイ料理店の大半が「これ焼きたてじゃないよね?」というものが多いです。
大手チェーン店より、小さな個人経営のお店の方が焼きたてを出してくれる可能性が高いです。
カオゲーン
おかずをタイ米にぶっかける料理です。
デパートのフードコートへ行くと「おかず何種類で○○THB」で提供されています。
おかずは何十種類とありますが、私が好きなのは「春雨を黒酢と唐辛子で甘辛く炒めたもの」,「茄子を辛く炒めたもの」,「豚ミンチを辛く炒めたもの」が好きです。
お店によって色々なおかずがあるし、その店ごとに味が違うので、365日カオゲーンを食べることが出来ます。
ただおかずによっては酸っぱ辛いもの、香草の香りが強いものがあります。
カオカームー
豚足を甘辛く煮込んだ料理です。
高菜の漬物?を添えられている店が多いですね。
豚足も赤身,脂身,煮卵があって色々な味と食感を楽しむことが出来ます。
マッサマンカレー
アメリカの有名メディアが「世界一美味しい料理」と評価したカレーです。
口に入れた瞬間は甘く、後からジワッと辛さが効いてきます。
大きな鶏肉,豆類が入っていて色々な味が楽しめます。
ただ上記グリーンカレーほどではありませんが、ココナッツミルクの独特な香りがするので苦手な人がいるのも事実です。
クイッティアオ
クイッティアオは日本のラーメン同様、麺,スープ,具材で色々種類があるので、全てをまとめて語ることは困難です。
私が好きなのはトムヤムヌードルで、酸っぱ辛く香草の香りが強いヌードルです。
鶏ガラベースのあっさりした酸っぱ辛く香草の香りが無いクイッティアオもあります。
クイッティアオは、正直言って日本のラーメンの方が美味しいですが、不思議とバンコクへ来たらクイッティアオの方が美味しく感じます。
ラープムー
酸っぱ辛い豚ミンチのサラダです。
ラープムーは前回にバンコクへ行った時に初めて食べたのでそれほど経験がありません
でもその時食べたラープムーがあまりにも美味しくて、帰国してから自分で作って食べています(カルディーで豚挽き肉,紫玉ねぎがあれば簡単に作れる調味料セットが売っています)
典型的な酸っぱ辛くて香草の香りが強い料理なので苦手な人が多いのも事実です。
まとめ
バンコクへ行き続けて10年以上経つ私でも好きなタイ料理、嫌いなタイ料理があります。
以前の記事で紹介したとおり、私は以前はタイ料理が全く食べられませんでした。
理由はやはり酸っぱ辛い味と香草による独特な香りでした。
でも留学時にその味と香りが比較的軽めのタイ料理を食べた続けたことで、それらの苦手な味と香りを克服することが出来ました。
いま私はタイ料理が大好きです。
もし食わず嫌いでタイ料理を避けている方がおられましたら、一度チャレンジしてみることをオススメします。
新しい食の世界を発見できるかもしれません。