タイ料理が作りたくなった
私は海外旅行が好きで、主にタイのバンコクへ行っています。
しかし新型コロナウィルスの影響で海外渡航が出来なくなりました。
恐らく最短でもあと半年は海外渡航が出来ないであろうと予想しています。
そこで私は少しでもタイイケナイストレスを解消するために自分でタイのイサーン料理ソムタム(青パパイヤ激辛サラダ)を作ることにしました。
多少手間はかかりますが、比較的簡単に出来るのでみなさんも作ってみませんか?
ソムタムとはどんな料理?
今回はタイ イサーン地方の伝統料理 ソムタム(青パパイヤの激辛サラダ)を作ってみました。
ソムタムとはどんな料理かと申しますと…
ソムタムはタイ東北部イサーン地方の伝統料理です。ソムは(酸っぱい)、タムは(叩く)という意味で、青パパイヤのスライスをナンプラーやニンニク、ライム、ココナツシュガー、干しエビなどと一緒に叩いて和えます。パパイヤというと甘い果物をイメージしますが、タイでは固くて青いパパイヤを千切りにして、野菜のように炒めたりサラダにしたりします。
ソムタムといっても何種類もあります。
- ソムタムタイ:最もベーシックなソムタムで、味は若干マイルドな味。日本人に一番人気のソムタム。
- ソムタムプラーラー:発酵調味料プラーラーを使用
- ソムタムプー:ナンプラーに漬けたサワガニ入り
- ソムタムタレー:シーフードのソムタム
- ソムタムスワ:そうめん入り青パパイヤのサラダ
今回参考にしたのは、「タイ料理大全: 家庭料理・地方料理・宮廷料理の調理技術から食材、食文化まで。本場のレシピ100 (日本語)」という本とThai Square(閉鎖)というサイトです。
本格的タイ料理のレシピがたくさん掲載されており、その本で紹介されている最もスタンダードなソムタムタイを作ろうと思います。
食材調達が難しいですが代用品で何とかなりますし、作るのは難しくないことが分かりました。
青パパイヤさえ入手できれば何とか作れそうです。
材料入手
ソムタムを作る材料は下の表のとおり、使用量は2人分です。
お好みで使用量は変えても良いです。
材料 | 使用量 | 材料 | 使用量 |
---|---|---|---|
青パパイヤ | 350g | ココナッツミルク | 大さじ0.5 |
生唐辛子(プリッキーヌ) | 2本 | ライム(レモン代用可) | 1個分 |
ニンニク | 1片 | ナムプラー | 大さじ4 |
乾燥桜えび | 10g | うまみ調味料(味の素) | 大さじ1 |
ピーナッツ | 20g | レタス | 2〜3枚 |
インゲン | 2本 | キャベツ | 1/6個 |
プチトマト | 3個 | クロック(素材潰し) | - |
入手が難しいのは青パパイヤぐらいだと思います。
幸いにも私が住む街は、外国人がたくさん住んでいるためか? 普通にスーパーで売っていました。
それからタイで使われてるプリッキーヌという激辛唐辛子と、唐辛子をすり潰すクロックという調理機材を楽天で購入しました。(プリッキーヌ,クロック共に購入リンクを下部に記載しています)
※通常にんにくを入れますが本記事のレシピではニンニクを使用しません。
作ってみよう
準備
生唐辛子を輪切りに
生唐辛子をクロック(あとで説明)で潰す前に、輪切りをしておくと簡単に潰せます。
インゲンの準備
両端を落とし、2〜3cmの大きさに切ります。
ピーナッツをお水にさらす
普通のお水を容器にためて、ピーナッツを入れておきます。
10分ぐらいで柔らかくなると思います。
青パパイヤの皮を剥き千切りしておく
半分に切って種を取り出します。
ピラーを使って皮を剥きます。
その後、スライサー(腕がある方は包丁)で柵状に切って水にさらしておきます。
クロックで潰す
クロックとは、お餅をつく、きねと臼のちっちゃい版のようなものです。
生唐辛子をつぶす
コンコンと叩きつけるように生唐辛子を潰します。
気をつけて欲しいのは小さいクロックだと、コン!と叩いた瞬間に唐辛子の液体が顔に付いたりすると強烈に痛みます。
もし目に入ったりしたら大変!
出来ればメガネを着用してこの作業をすることをオススメします。
プチトマトを潰す
生唐辛子を潰したその上にプチトマトを入れて潰す。
この時はコンコンとやらないで、スリスリとこするように棒を動かす方が望ましいです。
※本来だとピーナッツもクロックで潰すのですが、潰すことでピーナッツの甘みが強くなり、ソムタム全体が甘くなってしまうので、潰さないようにしました。
ボールであえる
調味料と唐辛子&トマトをボールに入れて混ぜる
ボールにうまみ調味料→ココナッツミルク→レモン汁→ナムプラー→クロックで潰した生唐辛子+プチトマトを入れます。
順番は違っても構いません。
そしてボールの中身をスプーンでよーくかき混ぜます。
特にココナッツミルクは玉になってるので、潰すようによく溶かして下さい。
食材を入れる
インゲン→ピーナッツ→青パパイヤ→乾燥桜えびを入れます。
軽くあえます
箸を使って、スープが全体に行き渡るようにあえます。
Ziplocで揉む
もみもみ
ボールの中身をZiplocに移し、蓋を閉じてよく揉む。
この時、ピーナッツを指で2つ割にしています。
盛り付け
それらしく盛り付け
お皿にレタスやサラダ菜を敷いて、その上に完成したソムタムを盛り付け、完成です。
まとめ
制作時間は慣れていない私で30分ぐらいでした。
出来上がったソムタムは、私がタイで食べてきたソムタムとほぼ同じ味です。
ほぼというのは、私が接客業勤めで口臭防止でニンニクを抜いているため微妙に風味と味が違っているからです。
今回紹介したレシピで青パパイヤ,生唐辛子,クロック(すり鉢で代用可)が入手できれば簡単に本格的タイ料理を作ることが出来ます。
これで「タイ行きたい病」の発症を抑えることが出来るかも?
みなさんも挑戦してみませんか?