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海外旅行後クレジットカード不正利用の被害にあった話

海外でクレジットカードの使用は危険?

「海外でクレジットカードを使うのって危険じゃないのかな? 高額の現金を持ち歩くのも心配だし、やっぱクレジットカードを持っていった方が良いよね。でも危険を回避する方法ってあるのかな?」

こういった疑問に答えます。

本日取り上げる私のクレジットカード犯罪被害実績を知ることで、1つの予防方法を知ることが出来ます。
この記事を書いている私はタイ バンコクへ留学した経験があります。
また2020年9月現在31回バンコクへ行っており海外旅行のノウハウを持っています。

事件発覚

2018年の年末頃…
ある問題が私に降り注ぎました。
お客様の施術を終えて、スマホを見ると身に覚えがない番号の着歴が残っていました。
普段の私なら知らない番号から着信があった場合は放置しているのですが、今回何か嫌な予感がしたのでその番号へかけてみました。
その着歴の相手は、クレジットカードのセキュリティーセンターでした。
電話を出た相手に「そちらから着信があった」と伝えると「担当者から折り返し電話をします」との回答があったので、一旦電話を切りました。

「ん? 新手の詐欺?」

そう思った私はWebでその電話番号を検索したところ、本物のクレジットカードセキュリティーセンターでした。
内心ドキドキしながら電話を待っていると10分ほどして再び電話がありました。
電話のやり取りはこうです。

センターの"不正利用検出プログラム"に引っかかったのでお電話を差し上げました。
昨日の21時頃、○○建材さんと95,000円のお取引がありましたか?

→いえ、ありません。

やはりそうでしたか、あなたのクレジット番号情報が流れています。
いまお使いのクレジットカードの利用を停止して新たに発行することをお薦めします。

→ではそうして下さい。

いまこの瞬間でこのクレジットカードは使えなくなりますが宜しいですか?

→はい、了解しました。

ではいまから電話で審査情報を確認しますのであなたの情報を教えて下さい。

こんな感じです。
審査後、問題がなければ2週間で新しいカードが届くことを確認して電話を切りました。
「ゲェ! 本当にこんなことがあるんだ?」と思うと同時に、クレジットカードから引き落としをしている各種支払の切り替えをしなければならない面倒臭さに頭を抱えました。
しかし根本的な問題として…

「いったいどこでクレジットカードの情報が漏れたか?」

私のクレジットカードの利用は…
ネットショッピング支払い(但し名の通った大手しか使わない),各種公共料金支払い,ガソリン代の支払い、これだけしか使っていないのです。
情報が漏れそうなところでは使った覚えがない… ん?

あった!!

以下の話はあくまでも"怪しいレベル"の話で"確定レベル"での話ではありません。
みなさんの参考になればと思い書かせてもらいます。

クレジットカード番号流出先(推定)

今年の10月に私はバンコクへ旅行へ行きました。
6日目に私の定宿 Sam's Lodgeへチェックインしました。
そのチェックインの時にこんなことがあったのです。

22;30頃 Sam's Lodgeのレセプションに着いてチェックインを行いました。
レセプションのスタッフはアラブ系の男性でした。
ホテルバウチャー(予約表)とパスポートを提出して手続きを待っていると、デポジット(預り金)として500THBを要求されました。
このホテルはいつもそうなので、この時点では特に不審な点はありません。
しかしこの後…

財布を見ると、1,000THB札1枚,100THB札数枚、あとは小銭しかありませんでした。
私は1,000THBを男性スタッフに渡すと「お釣りが無い」と言われました。
仕方がないのでホテルのすぐ近くにあるコンビニで何か買い物をして500THBを作ろうと思い、その旨を男性スタッフに伝えて出かけようとすると…

男:「クレジットカードは無いのか?」
私:「あるけど? でもコンビニで両替してくるよ」
男:「クレジットカードでいいよ、見せて」
私:「すぐに戻ってくるよ、待ってて」
男:「クレジットカードでいいから」
私:「すぐ下のコンビニへ行ってくるから」
男:「大丈夫、クレジットカードを見せて!」

こんな押し問答が続き、私は面倒臭くなったのでクレジットカードを見せた。
するとその男性スタッフは…

小さな紙に私のクレジットカード情報をメモりました。
(しかも裏面のセキュリティー番号まで)

普通、クレジットカード情報のような個人情報は宿泊者リストに書くのでは?
しかもその男性スタッフは、そのメモを自分のポケットに入れたのです。
さすがにそれを見た瞬間は「ヤバイ!」と思ったので「紙を返せ」と言いいましたが「ノープロブレム!」と言って誤魔化されました。
残念ながら私にはその男性スタッフと対等に話合える語学力がありませんので、うやむやのままチェックインを終えたのです。

まとめ

もしかしたらこれがクレジットカード情報の流出先かもしれません。
「不正利用されたのって、日本国内でしょ? だったら違うんじゃないの?」という考えもありますが、もし私がクレジットカード情報を盗んで不正利用するのであれば、不正利用が見つかりにくい日本国内で利用すると思います。
つまり日本国内の犯罪者にクレジットカード情報を売るということです。
まぁこの場合、かなり大きな組織が動いていることになりますが…

本エントリーを読まれた方には「海外でのクレジットカードの利用は、大手のホテル,免税店,デパートぐらいに留めて置いたほうが良い」とアドバイスしたいと思います。
あとはスキミング防止機能が付いた財布等の利用もオススメします。

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