タイ料理が苦手な人
「今度 タイ バンコクへ留学することに決めたけど、タイ料理のスッパ辛いのがダメなんだよな… 留学費用を抑えるためにも現地ではがんばってタイ料理を食べようと思ってるけど何とかなるものなのかな?」
こういった疑問に答えます。
本日取り上げる私が苦手なタイ料理を食べれるようになった方法を知ることで、あなたもタイ料理を食べれるようになります。
この記事を書いている私はタイ バンコクへ留学した経験があります。
また2020年9月現在31回バンコクへ行っており海外旅行のノウハウを持っています。
私とタイ料理の歴史
私は計31回バンコクへ訪れています。
しかし初回〜15回までは、屋台で食べたことがありませんでした。
理由は簡単「不衛生極まりない、あんなところで食べたら腹を壊す」と考えていたからです。
だって食器を洗うのはタライ、使っている水はチャオプラヤー川をそのまま運んでる水道水、屋台の横は車やバイクの排気ガス・ホコリで満たされ、そんなところで食事なんて考えられませんでした。
そしてこれが1番の理由…
香草,スッパ辛いのがダメ、タイは大好きだったがタイ料理だけは受け付けられなかった。
よって訪タイ時は「デパート内の日本食屋」,「ファストフード店」,「中華料理店」でお腹を満たしていました。
当然、食費は日本で外食するのと変わらない料金が掛かってしまいますが、食べられないのは仕方がありません。
いま思えばそんな食生活の旅を続けて、タイを知りつくしていたかの如く友人に話していたと思うと恥ずかしいです。
タイ料理が食べられるために実施したこと
そんな私に転機が訪れました。
サラリーマンを辞め、タイマッサージの認定資格を取るために、それまで何度も訪れたバンコクへ留学することにしたのです。
悲劇はレッスン初日に起こりました。
午前のレッスンを終えお昼時間になり、言葉は分からないけど雰囲気でお昼ごはんということは分かりました。
「お昼ごはんはどうするんだろう?」と思っていたら…
- お米は教室の炊飯器で炊く。
- おかずは各々がスクンビット通り沿いの屋台で買ってしシェアをする。
この時 私の心は「ゲッ!屋台の料理かよ? ウェ〜腹を壊したらどうするんだ? でも郷に入れば郷に従えって言うしなぁ… 嫌だな…」と本気で思っていました。
しかし新人生が意見を言う雰囲気は無い、覚悟を決めて屋台の料理を食べることにしました。
しかし上で書いたとおり、私はタイ料理が苦手… その日はパッサパサのタイ米だけでお腹を満すことに…
そしてその晩ホテルへ帰ってこんなことを考えました。
- タイ料理は口に合わない、でも安い。
- この先1ヶ月半もの間、高い日本食を食べてたらお金がいくらあっても足りない。
- 学校のみんなと仲良くやっていくにはタイ料理を食べれるようにならないと…
- 屋台の料理を食べてもし腹を壊したら… 海外旅行保険入ってるから大丈夫か?
- 明日から 昼飯、夕飯はタイ料理しか食べないようにしよう、習うより慣れろだ。
そう決意した私は、学校近くのSukhumvit Soi19にある屋台のタイ料理屋へ足繁く通い、タイ料理を食べる練習をしました。
タイ料理が食べられるまで他の料理は絶対に食べないという強い意志を持ち、慣れることでタイ料理を克服したのです。
タイ料理を食べる練習をした料理はクイッティアオ(タイのラーメン)です。
この店のクィッティアオは「パクチー等 香草類がたくさん入ってる」,「辛いがスッパさは少ない」,「45THBなので安い」,「やっぱり清潔感は無い」のが特徴です。
スッパさが少ないので、随分とハードルが下がりました。
食べてみると以外と大丈夫で、しばらくこの店に通いました。
おかげで「屋台で食べる」,「香草がダメ」の抵抗がなくなってきたのです。
そしてここでタイ料理を食べるようになってからは、他のお店でもタイ料理が食べられるようになり、いつのまにかスッパ辛い料理も食べられるようになっていました。
つまりここのタイ料理屋は 私がタイ料理を食べることが出来るようになり、好きになった原点なのです。
タイ料理屋の場所
そのタイ料理屋の場所は、Sukhumvit Soi19を100mほど進んだ右側にあります。
以前は屋台営業でしたが、現在はCHIVIT CHIVA MASSAGEの2階に店を構えています。
Google Mapには載っていないので、隣のLOTUS MASSAGEを目印にして下さい。
タイ料理屋のクイッティアオの味
このタイ料理屋のクィッティアオの味を説明すると…
- 米粉の麺。
- もやしと得体の知れない野菜が3種類ほど入ってる。
- 蒸しチキンがトッピング(運が良いと特大チキンが入ってる)
- スープは鶏ガラベースで普通に辛い(タイ国民にとってはピリ辛程度)
- パクチーの香りが強い。
いたって普通のクィッティアオです。
いままで何度も食べましたが、美味いのか不味いのかよく分からない味です。
でもその味は私が留学時にがんばった象徴のような気がして、ここのクイッティアオを食べると心が熱くなってきます。
最初は食べるのにバンジージャンプを飛ぶぐらいの勇気が必要でしたが、いまは結構好きな味です。
まとめ
このように私の場合、タイ料理は慣れることで克服しました。
その甲斐あってタイ料理が好きになれたし、訪タイ時の食費を浮かせることが出来るようになりました。
少々癖が強くて食べにくいタイ料理ですが、人間は必ず環境に慣れることが出来ます。
タイ バンコクへ留学、または旅行に行く際は、1度チャレンジしてみて下さい。