どんなカメラが欲しい?
先日、ドラゴンボール作者の鳥山明さんが逝去された。
僕はあまりアニメを見ない子供でしたが、兄の影響でドラゴンボールだけはたまに見ていた。
地球に散らばった7つのドラゴンボールを集めると神龍(シェンロン)が現れ願いを叶えてくれるという設定に、子供ながら「僕だったらシェンロンに何をお願いしようかな?」と考えた記憶がある。
そこで今回はもしシェンロンが「オマエの理想のカメラを1つだけ世に出してやる」と言われたらどんなカメラが欲しいか?という頭のおかしな企画を記事にしたいと思う。
【この記事はこんな人にオススメ】
- 妄想の記事を優しく受け止められる心の広い人
- 自分にも理想的なカメラがあるという人
僕が欲しい理想のカメラ
僕の理想のカメラを説明する前に、どんな写真を撮るためのカメラかを説明したい。
撮りたいのは街の景色,旅行時記録といったスナップ写真だ。
好きなテーブルフォトの撮影は理由があって無しでも良い。
では次に僕の理想のカメラを説明したいと思う。
途中非現実的なことを書くかもしれないが、温かい目で読んで欲しい。
- レンズ交換式レンジファインダーカメラ(距離計連動カメラ)
- レンズマウント:VMマウント
- 撮像素子 APS-Cサイズ、有効画素数 2610万画素
- シャッター:メカニカルシャッター+電子シャッター(1/32000秒まで)
- フォーカス:マニュアルフォーカスのみ
- ファインダー;光学式 パララックス補正付きの35mm,50mm ブライトフレーム表示
- 液晶ビューファインダー:無し
- 背面液晶:3.0型カラー液晶モニター
- 入出力端子;USB Type-C
- バッテリー:500枚撮影可
- 動画撮影:無し
- ISO感度:160~12800(1/3段ステップ)拡張モード 80,100,125,25600,32000,64000
- カラー:シルバーとブラック塗装
この理想のカメラを凄く分かりやすい言い方をすれば、ほぼM型 Leicaということになる。
しかし残念ながらM型 Leicaの価格は安くて100万円台前半と非常に高価だ。
リラクゼーションを生業にしている僕にはとても手が出せない。
だから上記の仕様で20万円台のカメラを作って販売して欲しい。
「こんな仕様のカメラなんかどのメーカーも絶対に作らないし、20万円台では発売出来ない」という声が聞こえそうだが果たしてそうだろうか?
こんなカメラの開発,販売の実現を期待出来るメーカーが1社だけある。
それはコシナだ。
コシナが期待出来る理由
何故僕がコシナに期待しているかというと、2つの理由がある。
コシナには過去にデジタルレンジファインダーカメラを製造するのに流用出来そうなプロダクトがあったからだ。
BESSA R
デジタルカメラが台頭し始めた2004年に、EPSONからRD-1というレンズ交換式デジタルレンジファインダーカメラが発売された。
RD-1はコシナのフィルムカメラ BESSA Rのボディを流用している。
この実績があるBESSA Rの筐体に撮像素子等 デジタルカメラに必要なパーツを組み込めば、僕の理想のカメラを作ることは容易ではないか?と考えるのだが…
そんな簡単なものではないことは重々承知しているが、技術力の高いコシナなら出来そうな気がする。
BESSA R
EPSON RD1
Zeiss Ikon
コシナはカールツァイスと提携して2004年にZeiss Ikonというフィルムレンジファインダーカメラを発売した。
典型的なレンジファインダースタイルのクラシカルでクールな筐体だった。
BESSA Rのようにデジタルカメラとしての実績はないが、この筐体に像素子等 デジタルカメラに必要なパーツを組み込めば、僕の理想のカメラを作ることが出来るのでは?と考えた。
距離計の精度に関わる有効基線長が長く距離精度はM型 Leicaより高い。
一度だけファインダーを覗いたことがあるがとてもクリアで見やすかった記憶がある。
筐体デザインはM型 Leica のようなどこか女性っぽい洗練さはないが、男性っぽい無骨さはとてもクールだ。
BESSA R以上にZeiss Ikonのボディを流用するのは難しいとは思うが、コシナには是非検討をして頂きたい。
Zeiss Ikon
まとめ
コシナは技術力が高く、我々ユーザーを楽しませてくれるニッチな面白い商品を作ってくれるメーカーだと僕は思っている。
まぁこの記事をコシナの関係者が読んでくれることは無いと思うが、もしご覧になられたら製品企画会議等で「こういう声がありました」とても言って頂けると幸いだ。
ちなみに僕はZeiss Ikonのボディ流用を強く希望する。
あぁ…シェンロンでもアラジンのランプでも良いから願いを叶えてくれないかな。
僕の妄想記事はこれで終了。