instax mini Evoを手放す
数ヶ月前に購入したinstax mini Evo(以下 mini Evo)を早くも手放そうと考えている。
理由は色々あるのだが、今日はそのことについて書こうと思う。
【この記事はこんな人にオススメ】
- mini Evoの購入を検討している人
- mini Evoの短所が知りたい人
mini Evoの魅力的なところ
まず大前提としてmini Evoはとても魅力的だ。
ただ僕には合わなかっただけだ。
ネガティブなことを最初に書いても読む人の気分が悪くなると思うので、魅力的なことを簡単に書いてみよう。
- ポラロイドカメラのようにその場で紙にプリントが出来る
- 印刷した写真がレトロでかわいい
- レンズエフェクト10種類、フィルムエフェクト10種類を組み合わせて、合計100種類のエフェクトを使える
- 筐体は大きいがとても軽い
- デザインが素敵
こんなところだろう。
まずプリントについてだが、その場でプリントが出来ると、例えば旅先で撮影させてもらった方に写真をプレゼントすることが出来る。
写真の裏に自分の名前,メアド,SNSのURLを手書きで書けば、名刺としても使えるのだ。
コミュニケーションツールとして大いに役立つことが想像出来る(僕はそういう使い方をしてないが)
エフェクトについては、カメラ初心者の方でも簡単に個性的な写真を撮ることが出来る。
世界的にチェキが売れている1番の理由はこのエフェクト機能が魅力的だからだと思う。
軽さとデザインの良さも素晴らしいと思う。
mini Evoを購入した理由の1としてテーブルフォトのモデルとしても使えると思ったからだ。
あのデザインは本当に優秀だと思う。
あの軽さとデザインの優秀さだったらファッションの一部として首にぶら下げてもおしゃれだと思う。
何故mini Evoを手放すのか?
では何故そんな魅力的なmini Evoを私は手放すのか?
理由はこんなところだ。
カメラをコントロールする楽しみが無い
普段Xシリーズのカメラでは被写体に合わせて絞りを変えボケ量をコントロールし、被写体を浮き立たせたり、前ボケ後ボケで演出をしたりして印象的な写真を撮っているが、mini Evoではそのようなコントロールは出来ない。
エフェクトは飽きる
絞りを変えたり出来ない代わりに組み合わせで100種類のエフェクトを使って写真を印象的に撮ることは出来るが、それはコントロール(調整)ではなくチョイス(選択)であるために思いどおりの写真を撮ることが出来ない。
さらに言えば100種類あってもお気に入りのエフェクトは3種類ぐらいしかなくいつも同じような写真を撮ってしまう。
故に飽きてしまう。
RAW現像をする楽しみが無い
mini EvoはJpegのみの出力でRAWでは保存出来ない。
よって撮影で写真をコントロールすることも出来なければ、現像で写真をコントロールすることも出来ないのだ。
Jpegでも出来ることは出来るがRAWとはコントロール出来る範囲が違うからね。
昔から28mmレンズの撮影が苦手
僕の好きな焦点距離は1番50mm、2番40mm、3番35mmだ。
そして1番苦手なのが28mmだ。
mini Evoは35mm換算で28mmであるために僕には合わなかった。
多分手放す1番の理由はこれだと思う。
だが心残りもある
このような理由で手放すことを決意したが、唯一心残りがある。
それはmini Evoでプリントした写真がとても印象深くて良いし、今後海外旅行を再開した時に上で書いた「プリントした写真を名刺代わりに使える」ことがとても魅力的なのだ。
だからmini Evoを売った資金でinstax mini Link3を買おうかと考えている。
これなら追い金は必要無い,スマホを介さずにXシリーズのカメラからダイレクトに印刷出来るのでより使い勝手が良い,撮影したその場で印刷が出来るのだ。
ただプリント紙が高いので慎重に考えねばならない。
まとめ
mini Evoを購入して半年しか経ってないし、撮影に持ち出したのは2回程度、プリントなんて1回しかしていないことに罪悪感を感じるが、自分にあわない,使わないものを持っていても仕方が無いのでヤフオクに出品することにした。
最後にもう1度言うが、mini Evoはとても魅力的なカメラなのは間違いなく、ただ僕にあわなかっただけだと強く言って終わりたいと思う。