
放置
5ヶ月ぶりに本ブログを更新する。
本業が忙しかったり、体調が悪かったために放置してしまった。
しっかり反省をしてまた更新を続けていこう。
XF16mm F2.8 R WRを購入した
最近の1番大きな買い物はフジ純正レンズ XF16mm F2.8 R WRを購入したことだ。
今回はなぜこのレンズを購入したか?使ってみてどうだったか?について書いていこう。
【この記事はこんな人にオススメ】
- XF16mm F2.8 R WRの使い勝手が気になる人
- 同レンズの描写が気になる人
- 広角レンズの撮り方が気になる方
なぜXF16mm F2.8 R WRを購入したのか?
購入のきっかけは2つ
- Mac内の写真を整理していた時に20年ほど前にRICHO GR21で撮影した写真を見て「やっぱ超広角レンズってドラマティックな絵が撮れるな」と感じたと同時に超広角レンズが欲しいと思った。
- 海外旅行を視野に入れると、現在所有している焦点距離 35mm換算 35〜52mmのレンズでは広角側が足りないと思った。
もっと広角側が欲しい
XF16mm F2.8 R WRは35mm換算で24mmになり、現在の常識だと超広角には属さない。
RICHO GR21の21mmと比較してもそれほどドラマティックには撮れないと思う。
でも21mmレンズは「やり過ぎ感」を感じていたので、もしかしたらちょうど良いのかもしれないと考えた。
海外旅行で必要になるかも?
僕は海外旅行が好きで、本業のために短期留学をしたタイのバンコクへよく行っていた。
しかしコロナ→円安と海外旅行へ行きにくい環境が続いてしまったために4年間も行けていない。
残念ながら円安は続いているが、円高に振れる兆しは全くない。この半年以内には海外旅行へ行きたいと思っている。
もちろんメインイベントは街中のスナップ撮影だ。
しかしバンコクの街中をスナップ撮影をするには、現在僕が持っている35mm換算で35〜52mmでは少し狭い。
28mmでも狭いと思うので、24mmぐらいあればちょうど良いのでは?と考えた。
さらに言えば、バンコクは1日に1回はスコールが降る。
X-T5+XF16mm F2.8 R WRなら防塵防滴仕様なので安心と考えたのだ。
メルカリで新品同様品を購入
XF16mm F2.8 R WRは最初から中古品を買おうと考えていた。
理由は、僕は線が細い描写が好きで、以前購入したXF23mm F2.0 R WRの木炭で描いたような線の太い描写は好みではない。
もしXF16mm F2.8 R WRが線の太い描写だったら、すぐに売ってしまうと思ったからだ。
メルカリをチェックしたところシルバーの新品同様品が出品されていたので即ポチった。
シルバーを買った理由は、昔 Leica MP (黒)+Summicron 35mm F2.0(シルバー)を使っていた時の記憶がそうさせただけで、特に理由は無い。
XF16mm F2.8 R WRのレビュー
デザインとか機能面はいまさらなのでここでは割愛し、描写と換算24mmの使い勝手についてレビューしたいと思う。
描写
描写は線が細く緻密な絵を描くと感じた。
力強さは無いが、とてもソフトでクリアな描写だと思う。
絵的にすごく気に入っている。
ボケについては広角のF2.8なので、最初から期待はしていない。
でも被写体に寄れば、ボケ量は少ないもののきれいなボケだと感じた。
これは嬉しい誤算だった。
24mmの使い勝手
人生初の焦点距離24mmだったが、意外にも使いやすかった。
昔からスナップの標準と言われる28mmは僕には中途半端、21mmはドラマティック過ぎる、その中間である24mmはちょうどよかった。
ちゃんと水平を取れば歪みも少ないし、意図的にカメラをひねればドラマティック感が増す。
撮影者が表現したいことを忠実に表現してくれて使いやすく楽しいレンズだと感じた。
懸念事項
懸念事項はXF16mm F2.8 R WRのことではなく僕自身のことだ。
僕の第2次写真ブームでは標準域のレンズしか使っていなかったので「広角レンズ」、「AFレンズ」を使うのが10年ぶりなのだ。
広角レンズの懸念
XF16mm F2.8 R WRを使って最初に感じた壁は広角レンズ故の画面整理の難しさだ。
スナップ撮影なので多少背景が整理されていなくてもそれはそれでリアリティがあって良いのだが、クールな絵としてまとめたいのにエアコンの室外機とかが映り込むのは…
この画面整理に時間がかかってシャッターチャンスを失ったことが何度もあった。
これは精進するしかない。
AFレンズの懸念
僕の第2次カメラブームが始まった時にXF23mm F2.0 R WRを一瞬だけ使ったが以降この3年間はずっとMFレンズを使っていた。
そのためにAFレンズの所作を忘れてしまった。
そのためにテストスナップ撮影時にはピント合わせに時間がかかってしまい、シャッターチャンスを逃してしまうことが10回以上はあったと思う。
これも精進するしかない。
まとめ
久々の「広角レンズ」,「AFレンズ」は新鮮味があって多少バイアスがかかっているかもしれないが、XF16mm F2.8 R WRはかなり気に入った。
防塵防滴についてはX-T5+XF16mm F2.8 R WRを水道水でジャバジャバするような勇気はないので分からないが、きっと問題はないだろう。
これで35mm換算で24mm,35mm,52mm,52mm(ハーフマクロ)の4本が揃ったのだが、僕が撮りたい写真はこれで全て撮れると言っても過言ではないだろう。
最後にXF16mm F2.8 R WRで撮った写真を貼り付けて終わりたいと思う。







