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ポメラDM250を1年2ヶ月使って印象が変わったこと

ポメラ DM250を1年2ヶ月使ってどう感じる?

昨年の8月にポメラ DM250を入手して1年と2ヶ月が経過した。
それ以降 毎日では無いが、週に2回ぐらいの頻度で使っている。
いまではDM250は無くてはならない道具になっている。
そこで今回は約1年間 DM250を利用してどう感じるようになったかを書いてみようと思う。

【この記事はこんな人にオススメ】

  • DM250購入を躊躇している人
  • DM 100,200から250へ更新しようと考えている人

導入当初感じたことといま感じてること

僕はDM200からDM250のアップデートを好意的に受け止めていた。
でも「絶賛していた機能が使ってみたらそれほどでもなかった」ことや「ちょっとしたアップデートが予想以上に効果的だった」こともあり「1年間使うと印象が変わってくるな」と感じることが多い。
では具体的に説明しよう。

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静音キーボードのキータッチの悪さが改善

DM250を最初に触った時に1番感じたのが「キータッチが重くなったし感触が悪くなったな」という思いだった。
KING JIMのホームページ DM250の紹介ページには「静音キーボードで静かになった」とセールスポイントの1つとして書かれていた。
しかし確かにキーは静かにはなったのだが、キーが重く、キーとボディの間に何かが挟まっているような感覚があってキータッチとしては劣化したと感じてしまった。
そのため自分の入力スタイルを「キーの表面を触れる」入力から「上から叩き付ける」入力に矯正せざるを得なかった。

そして1年経過したいま、印象は随分変わった。
重いと感じていたキータッチは重く感じなくなっていたのだ。
キータッチは相変わらず良くないが、何かが挟まっている感は薄くなった気がする。
1番大きな変化は、可動部やクッション部が馴染んできたのか?それとも僕がDM250のキータッチに慣れてきたのか?は分からないけど、いまは以前のキーの表面を触れる入力に近づいている。
恐らく前者が正解だと思うが…

pomera Linkはそれほど使い勝手が良くない

DM250購入当初は「DM200の時はスマホとのデータ受け渡しが片道通行だったが、pomera Linkにより双方向にデータ受け渡しが出来るようになって素晴らしい!」と絶賛したが、いまでは全く使っていない。
理由は手間が多いから、つまり操作が面倒臭いのである。
さらに言うとpomera Linkでスマホからポメラへ文書ファイルを戻すよりもっと簡単にスマホへ送った文書を手直しする方法を見つけたのが大きい。

いま僕は以下の運用をしている。
まずDM250→スマホはpomera Linkを使って文章データを送り、その後Draftsというアプリに共有して、スマホやMacで編集をしている。
もし大がかりな修正が必要で、目の前にスマホしか無い場合は(Macが無い)、DM250のキーボードで修正をした方が圧倒的に楽です。
そこで…

  1. ショートカットキーでDM250のBluetooth Keybordをオン
  2. スマホ側でDM250とBluetooth接続をする
  3. スマホの画面回転をオフ(この工程は必要がない人もいる)
  4. スマホのDraftsアプリで任意の文章を開く
  5. スマホをDM250の画面の前に置く
  6. DM250のキーボードで文章を修正する

この方法だと、pomera Linkを使って修正前にDM250←スマホへデータを送る必要も無ければ、修正後にDM250→スマホへデータを送る必要も無い。
この方法はDM200でも出来たが、ある理由があって使い勝手が悪かった。
それはDM200が日本語キーボードのみで、DM250のような英語キーボードモードが無いために、キートップの表示と実際に入力される文字に違いが出てしまう。
特にiPhone(iOS)はApple純正の日本語キーボード以外は、英語キーボードとして認識されてしまうために違いが出てしまうのだ。
英語キーでブラインドタッチが出来れば関係の無い話だが、残念ながらそのスキルが無い僕には使い勝手が悪かった。

 

ボディとキーボードの汚れ防止をして良かった

これは DM250の仕様についてではない。
僕は購入時に皮脂汚れが付きやすいボディとキーボードに汚れ防止シートを貼ったのだが、これは本当にやっておいて良かった。

 

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汚れ防止シートを貼っておくことで、皮脂汚れは拭けば取れるし、剥がせば新品同様だからだ。
1年2ヶ月 週2回使用してのボディとキーボードの状態は、新品同様と言っても過言ではないレベルだと思う。
ポメラは所詮道具だが、道具である故にきれいに長く使いたい。
ちなみに僕が使っている汚れ防止シートは貼って数年経過してもきれいに剥がれるのでオススメだ。

専用USBケーブルでしか充電出来ない?

これは購入当初は知らなかった。
でも使い始めて1週間後ぐらいに取説を読んだ際「充電は付属の専用USBケーブルをご使用下さい」と書かれているのを見つけた。
ネットの書き込みを見ると、実際には専用USBケーブルじゃなくても充電出来るようだ。
でも故障時の保証が受けられなくなるのも困るので、僕は真面目に専用USBケーブルで充電をしている。
心の中では「なんのために国際規格のUSB接続を使っているんだ!」という思いが…
運用上問題は無いが、見過ごせないせこいルールだ。
これが文房具メーカーとITメーカーとの差なんだろうと無理矢理納得している。

まとめ

上記のとおり購入してから1年2ヶ月も経つと良いことも悪いことも印象が変わってくる。
幸いなことに「もうポメラなんていらない!」と思ってしまうような致命的な欠陥は無く、良き相棒としていままでもこれからも使い続けていこうと思う。
ただポメラの記事を書くときはいつも書いていると思うが、次のポメラではバッテリーの持ちが悪くなったり多少高価になっても良いから、DropboxやGoogle Driveの同期機能を付けて欲しい。
これが付いたらポメラは100点満点をあげるんだけどな…

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